吉本興業の闇営業問題で、雨上がり決死隊の宮迫博之さんとロンブーの田村亮さんの独自に対する見苦しい岡本社長の記者会見がツイッターやニュースサイトで大注目されているので、このニュースがかき消されてしまいましたが、ちょっとほとぼりが冷めてきたところで私のうんちくを。
京都アニメーションの放火殺人事件について、ネットの特定班の不確定情報から詳細が正式報道されてきました。
これはオウム真理教の地下鉄サリン事件などよりも犠牲になった方の人数も多いなどなど、衝撃なデータがツイッターとかで持ち上がっていますが、私が気になったのはヤフーの記事下にあるコメント欄の意見の数々。
京都アニメーション放火殺人事件のヤフコメの意見の賛否
大まかにはこのような意見がありました。
- 同姓同名の第三者に迷惑がかかるなどが考えられ、嘘情報やガセネタが拡散する前にちゃんとした報道が出てよかった
- 京都アニメーションのセキュリティにも問題があったんじゃないの?
- 精神障害者のようだけど?精神鑑定とか不要だ
- 死傷者や家族のことも考えろ、極刑にしろ、早く地獄へ落ちろ
- いや、容疑者は死なせてはいけない。生かせて罪を償わせるのが正しい方法で、殺してしまうよりも辛いはずだから
などが多く挙げられていた意見です。
これに関して、まず、「嘘情報やガセネタが拡散する前にちゃんとした報道が出てよかった」ってコメント書いている人って、一つのニュースをいち視点でしか見れていないのでちょっと痛いかなー、というか情報収集をしてほしいかなっと思いました。
ブログやツイッターのつぶやきなんかを調べだしたら、マジでキリがないけど、ちょっとググったらそんなの未確認情報や不確定情報、その他のガセネタたくさんでてくるし、ツイッターのRT欄を見てもε-(ーдー)ハァ ?っていうやつ多いじゃん。
そもそも結構大きく取り上げられていますけど、すでに容疑者の写真として出回っている画像がフリー素材のモデルだとほぼ確定しているわけです。
あとは京アニのセキュリティ問題もお門違い。
セキュリティが甘かろうが全くしてなかろうが、ガソリンを大勢が働く建物にぶちまけて火を放ったには変わりがないので、そんな話は問題ではないです。
さて、本題。
日本のよくある風潮として、この2つがよく対局の意見が真っ向から対立するのを多く目にします。
- 犯人(時には容疑者の時点)で犯罪を犯したら早く死んでしまえっていう意見
- そもそも犯罪を犯しても人間は人間、生きる権利はあるだろう。
こればっかりは個人の主観的な要素が強いので、お前が間違ってるとかは完全には言い切れないものです。
ですが、双方が俺の意見だ!という主張をする以前に、最低限の知識量と経験値がある一定水準に達しない限り、その意見はあまり意味をなしません。だって、判断基準がばらばらになっちゃいますもん。
司法制度や税金の使われ方とかのお金の流れを知らない方だと、「単なる感情論で許せない!くたばってしまえ!」とか言う発想になりかねないからです。というか、そういうパターンがほとんどだよね。
ま、今すぐ死刑にできるわけでもないし、仮に死刑の判決が出るとしても、もう気が遠くなるほど先の話になりますので、それほど今すぐ死を持って償え的な気持ちというのもよーくわかいります。
そのうえで私の考えは
このような前提条件を軽く踏まえた上で、犯人の実名公開はいいのか?早く死んだほうがいいと考える理由
簡単に言えば、この容疑者の氏名や精神状況は赤裸々に公開して、できることであれば裁判なんかせずとっとと葬ってほしいと思います。
精神障害者は罪を逃れられるから、そんなのいらないよ、不必要だよっていうユーザーの声が多く見受けられました。
うん、確かにその通り。
私も精神障害者の方を全員どうこうしろなんてとうて思ってはいませんが、全員救ってあげたい・救うべきだなんて思っていません。時には一般健常者の人権から逸脱したことも必要になる場合もありえると思っています。例え、それが家族でもです。
その理由はやっぱり地税を使っておマンマ食わせて長生きさしてほしくないし、長生きしたところでやっぱり厚生は難しいわけで。
ひどいことを行っていると思われがちですが、この対象が知人や家族でも私は同じことお思いますし、実際に是非そうしてほしいのです。
「身内だろうが友達だろうが切る時は切る」という考え方に基づいています。
かなり偏った思考ではありますが、全員に・いつでもこのような考えでいるわけではなく、もちろん助けることは行いますが、やっぱりダメなものはダメ・ダメな奴はダメで共倒れするのであれば、切るのが一番賢い考え方なんだという厳しい判断の上での考えでございました。